ヒラヤマ ヨウイチ
Yoichi Hirayama
平山 陽一 所属 法学部 所属 職位 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/09 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 解除法理の制度趣旨の変容 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 駿河台法学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 駿河台大学 |
巻・号・頁 | 38(1),47-67頁 |
総ページ数 | 20 |
概要 | 債権法改正後の解除法理は、催告解除と無催告解除に分けられて規定されており、各条文の文言自体に変更が加えられているが、それだけではなく制度趣旨についても従来の解除制度から大きく変更されている。
改正後の解除制度の問題点は、解除制度全体にかかわる問題、個別具体的な条文にかかわる問題と多岐に渡ることになる。いずれの問題も改正後の解除制度を理解する上で非常に重要な問題点であるといえるが、これらの問題を検討する前提として、解除制度の制度趣旨を正確に理解する必要がある。 本稿では、日本における解除制度が従来どのように理解されてきたのか、また、改正後の解除制度をどのような制度として捉えるべきなのかといった点についての整理を試みるものである。 |