| クサチ ミキ
            Kusachi Miki 草地 未紀 所属 法学部 所属 職位 教授 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2017/09 | 
| 形態種別 | 大学・研究所等紀要 | 
| 標題 | 配偶者相続人の相続分見直しについて | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 駿河台法学 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社・発行元 | 駿河台大学法学会 | 
| 巻・号・頁 | 31(1),159-184頁 | 
| 概要 | 本稿は、2015年から、法制審議会民法(相続関係)部会にて活発におこなわれてきた、民法第五編相続に関する改正論議を扱うものである。2016年6月21日には「民法(相続関係)等の改正に関する中間試案」が公表され、パブリック・コメントを募集して広く意見を聴き、さらに議論を重ねたうえで、2017年7月18日には「中間試案後に追加された民法(相続関係)等の改正に関する試案(追加試案)」が公表されるに至っているが、その議論を精査する。 とりわけ、現在のわが国おいて実態として相続制度の根幹をなしていると思われる「遺産分割に関する見直し」、中でも、これまで当たり前のこととして語られながら、なお根拠や限度が明らかであるとはいえない「配偶者の相続分」の見直しについて、歴史的経緯や、現在の学説を整理し、今後どのように改正していくべきか検討した。 |