ムラキ リュウジ
Ryuji Muraki
邑木 隆二 所属 スポーツ科学部 所属 職位 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/08 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 異なる低酸素トレーニングプログラムによる生理応答-駿河台大学陸上競技部での観察研究- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 駿河台大学論叢 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 駿河台大学教養文化研究所 |
巻・号・頁 | (63),59-66頁 |
総ページ数 | 8 |
著者・共著者 | 邑木 隆二 竹井 尚也 |
概要 | 低酸素環境下でのRSH時(5~10秒ほどの全力スプリント運動を短い休息を挟み反復する繰り返しスプリントトレーニング:Repeated Sprint training in Hypoxia,RSH)に運動時間を延長した際及びSIT時(30秒の全力スプリント運動を4~5分程度の休息を挟み反復する方法:スプリントインターバルトレーニング:Sprint Interval Training,SIT)に休息時間を短縮した際の急性の生理応答について検討することを目的とした。低酸素環境下での運動処方に関して、RSHにおいては運動時間を延長することにより、低酸素刺激や心循環系への刺激が低下する可能性が示された。RSHの結果については、男女比による影響の可能性があり、今後男女比を統制した追加の検討が必要である。低酸素環境下でのSITにおいては、休息時間を短縮することで低酸素刺激を増強できる可能性が示されたが、他方で力学的な刺激が低下する可能性が示された。このことから、低酸素環境下でのSITを実施する際には、トレーニングの目的に応じて休息時間を調整する必要があると考えられた。 |