ムラキ リュウジ
Ryuji Muraki
邑木 隆二 所属 スポーツ科学部 所属 職位 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/11 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 運動時間の違いが低酸素環境下での繰り返しスプリントパフォーマンスと急性の生理応答に与える影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 駿河台大学論叢 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 駿河台大学総合研究所 |
巻・号・頁 | (67),127-133頁 |
総ページ数 | 7 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 邑木 隆二 竹井 尚也 |
概要 | 低酸素環境での繰り返しスプリントトレーニング(RSH)は、運動パフォーマンスを効果的に向上させる。これまでのRSH研究の多くは、10秒以下の短いスプリントを用いるものであるが、より長い10秒以上のスプリントを用いた際のパフォーマンスおよび急性の生理応答への影響は明らかとなっていない。本研究では、11名の陸上競技選手を対象に、低酸素環境(15%O 2 )において10秒もしくは15秒全力自転車漕ぎ運動を、30秒の休息を挟み7回反復する運動試験を実施した。試験はクロスオーバー形式で実施し、運動時間を変化させた際のパフォーマンスおよび急性の生理応答について検討した。その結果、平均パワーおよび血中酸素飽和度は15秒条件で有意に低く推移した。一方で、心拍数には条件間で影響がないことが示された。本研究の結果から、RSH時に運動時間を延長することで、より顕著な低酸素刺激を負荷できうるが、一方で運動パフォーマンスが低下し力学的刺激は減弱する可能性が示唆された。 |