タナカ テルミ
Terumi Tanaka
田中 輝海 所属 スポーツ科学部 所属 職位 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/10 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | バーンアウトの発症プロセスにおける競技ステージの推定:競技活動スタイルとバーンアウト傾向に着目して |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 九州体育・スポーツ学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 九州体育・スポーツ学会 |
巻・号・頁 | 36(1),1-12頁 |
総ページ数 | 12 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | ◎田中輝海、水落文夫、須﨑康臣、杉山佳生 |
概要 | 365名の大学生スポーツ選手を対象に、競技活動スタイルとバーンアウト傾向の2側面から、バーンアウトの発症プロセスにおける各競技ステージの推定を試みた。その結果、発症プロセスで想定される「熱中」「停滞」「固執」「消耗」に対応する競技活動スタイルに加えて、倦怠スタイルおよび不適応スタイルといった6つのスタイルに類型化された。また、各競技活動スタイルとバーンアウト傾向の関係性から、選手がバーンアウトの発症プロセス上のどの競技ステージに属しているかをある程度の範囲で推定できることが示唆された。今後は心理臨床モデルにおける「パーソナリティ・自己認知」および「対人関係」の変容プロセスについても検討し、本研究知見を補完していく必要がある。 |