キヨミ セツコ
Setsuko Kiyomi
清海 節子 所属 経済経営学部 所属 職位 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/07 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | なぞなぞに使用される反義語の考察 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 駿河台大学論叢 |
巻・号・頁 | (42),87-107頁 |
概要 | 本論は、反義語がなぞなぞの中でどのような働きをして、どのように表現されるかについて世界のなぞなぞを参考に考察した。特に、なぞなぞに用いられる反義語が、主に「矛盾」を表すために用いられているかどうかという疑問と、なぞなぞで反義語が表現される一定の型があるかどうかという、二つの疑問に焦点を当て、さまざまな国のなぞなぞに於ける反義語の役割や特徴を考察した。その結果、なぞなぞでは、反義語が「矛盾」と「比喩」の両方の表現のために利用されていることが明らかになった。また、特に1セットの反義語がある場合には、別の対比も観察される例が多く、さらに、2セットの反義語が使用されるなぞなぞでは、[A–B–A'–B'] が典型的な型であることが分かった。 |