イシダ ワカナ
Wakana Ishida
石田 若菜 所属 法学部 所属 職位 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/02 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 生殖の自由の限界-着床前診断とPlanned Parenthood v. Caseyにおける「不当な負担」の基準を題材に |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 大学院研究年報 法学研究科篇 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 中央大学大学院研究年報編集委員会 |
巻・号・頁 | (40),3-19頁 |
概要 | 本稿では、前稿の結論を発展させ、着床前診断を題材に、どのような目的の人為的生殖が生殖の自由の保護範囲にあるのかをアメリカ連邦最高裁によるPlanned Parenthood v. Casey (1992)の「不当な負担の基準」(生殖の自由への実質的制約は違憲)から検討した。結論として、染色体転座に起因する習慣流産など妊娠率・出生率の上昇を目的とする着床前診断について生殖の自由の保護範囲内にあるとし、子の性別・性質の選別にかかわる着床前診断につきこれを否定した。 |