シダ ナオキ
Naoki Shida
信太 直己 所属 スポーツ科学部 所属 職位 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/10 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 高齢者の睡眠とストレス:より良い睡眠のための生活習慣についての一考察
-中国厦門での調査結果から- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 駿河台大学論叢 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (63),51-58頁 |
総ページ数 | 8 |
担当範囲 | 筆頭著者として全文に携わった。 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 信太直己、王徳文、町田和彦 |
概要 | 高齢者の睡眠習慣とストレスとの関連を明らにし、より良い睡眠習慣の維持・構築を目的として研究を進めた。
中国厦門在住の在宅健常高齢者200人を対象に睡眠、ストレス、生活習慣(運動習慣、飲酒習慣、喫煙習慣、週外出日数、親しくつき合っている人の数)、年齢、ADL、既往歴、健康度自己評価についてのアンケートを実施した。睡眠については、実睡眠時間、床時間、睡眠満足度を質問し、実睡眠時間と床時間から床覚醒時間を算出した。また、基礎データとして血圧、身長、体重を測定した。 実睡眠時間が長く、床覚醒時間が短いほどストレスが少なく睡眠満足度が高いという結果となった。また、共分散分析の結果、女性では運動習慣の有無が床覚醒時間に関連するという結果となった。このことから、床覚醒時間を短縮することが睡眠満足度を高め、ストレス軽減させることが示唆された。また、運動習慣をもつことが床覚醒時間を短縮させることが示唆された。 |