イチカワ ノリコ
Noriko Ichikawa
市川 紀子 所属 経済経営学部 所属 職位 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/07 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 会計情報の有用性と会計情報の公開開示の必要性 ―訴訟リスク情報の開示について― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 経営行動研究年報 |
出版社・発行元 | 経営行動研究学会 |
巻・号・頁 | (18),117-122頁 |
著者・共著者 | 孔炳龍教授 |
概要 | 有用な会計情報であることから、投資者に有用な(経営者が不利と考えている)情報を公表すべきであるという規範命題は生じない 。そこに第三者としての会計人の倫理観を導入することにより、本稿で取り上げている訴訟リスク情報のような、投資者に有用な会計情報であり、その結果、資本コストの減少によって、経営者にも有用であることから、公表すべきという規範命題が生じるかどうかが決定されるといえる。かくて、本稿で指摘しているように、公平で中立的な観察者(会計人)のもとで、訴訟リスク情報のようは有用な会計情報が、定量的に公表されるならば、経営者と、投資者をはじめとする利害関係者に存在する、情報の非対称性を少なからず解消し、(フェア・プレイによる)相互に自由競争できる経済社会を形成することになるのではないだろうか。 |