ノダ ヒロヤス
Noda Hiroyasu
野田 裕康 所属 経済経営学部 所属 職位 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/09 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | ドイツ利子課税の改革と財政効果 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 駿河台経済論集 |
出版社・発行元 | 駿河台大学経済学部 |
巻・号・頁 | 21(1),1-34頁 |
概要 | 本論文では、2000年代になされた利子所得課税の平等負担の議論を踏まえ、個人金融所得課税の統一としてようやく導入されたこの清算税を取り上げ、現下の問題点を検討した。その結果、ドイツはキャピタルゲイン課税や配当課税を清算税方式においてより重視し、利子所得への課税は我が国と異なり優先順位が低い。ここから、わが国が今後金融所得一体化に向けて議論をする際、利子所得をどこまで課税捕捉するのかというドイツの視点は十分検討するに値する参考事例である。 |