キヨミ セツコ
Setsuko Kiyomi
清海 節子 所属 経済経営学部 所属 職位 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 1999 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | Verb reduplication in the Bantu Languages : phonological and semantic characteristics |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Surugadai University Studies |
巻・号・頁 | 18,pp.113-136 |
概要 | 本稿では、バンツー諸語の反復語動詞の音韻及び意味論的特徴について考察した。生産的に語幹が繰り返されて動詞が用いられている18の言語を選び、反復語が意味的に語幹に関連がある例だけを取り扱った。音韻論を検討する際に、マッカシーとプリンス (1986) の理論枠で分析した。彼らは、反復語の接頭辞は、プロソディーの構成要素として分析され得るテンプレートとして表わされると考えている。分析の結果分かったのは、音節数が3以上の語幹以外、テンプレートは2音節である傾向があり、3音節以上の語幹だと、2音節の接頭辞になるか、全体が反復されるかのどちらかである。また、意味論的特徴は、「反復/継続」「強化」「弱小化」といった三つの典型的な意味が見つかったことである。さらに18言語の内13は、二つ以上の意味を表すことから、バンツー語の反復語は複数の意味を表す傾向にあると示唆された。 |