コマル マサル
Masaru Komaru
小丸 超 所属 スポーツ科学部 所属 職位 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/01 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | スポーツ体験の表象化に関する研究―スポーツドキュメンタリー番組の分析を通して― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 駿河台大学論叢 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (61),15-24頁 |
担当範囲 | 共同執筆のため抽出不可 |
著者・共著者 | ◎小丸超・浜田雄介 |
概要 | スポーツ体験を捉える方法について、スポーツドキュメンタリー番組を事例に考察した論文。スポーツ体験は感覚的・一回的な経験であり、その点で日常的な経験とは質的に異なる。こうした視座のもと、本論文では番組の比較と司会者の比較を行い、スポーツ体験を捉えるためには「一般性への還元」ではなく「特異性の探求」という姿勢が重要である、と主張されている。「特異性の探求」は「体験への共感→感覚のすり合わせ→気づき→言語化」という過程を辿る。この過程の要点は「気づきの創造」へと開かれている点にあるが、これは既存の方法(ex.社会学の質的調査法)が「意味の構築」に向かうのと対照的であり、控えめに言えば既存の方法を補完する方法として位置づけることができる。 |