| コマル マサル
            Masaru Komaru 小丸 超 所属 スポーツ科学部 所属 職位 准教授 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2021/05 | 
| 形態種別 | その他 | 
| 標題 | 書評:水野英莉著『ただ波に乗る Just Surf ―サーフィンのエスノグラフィー―』 | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | フォーラム現代社会学 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社・発行元 | 関西社会学会 | 
| 巻・号・頁 | (20),102-104頁 | 
| 概要 | 水野英莉著『ただ波に乗る Just Surf ―サーフィンのエスノグラフィー―』についての書評。男性優位のサーフィン界における女性サーファーの経験を「ポジショナリティ」という視点から丁寧に描いている点は高く評価できるが、サーフィン界を支える「ホモソーシャリティ」の由来に関する分析が不十分であり(=近代スポーツの価値観だけに由来するわけではない)、またサーフィン界のジェンダー構造を超える「オルタナティヴな共同性」の理論的位相が不明確である(=開かれた共同性は「世界」の外の「体験」に基づくのではないか)、と指摘されている。 |