オカダ アキコ
Akiko Okada
岡田 安芸子 所属 スポーツ科学部 所属 職位 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/02 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 暴力をめぐる哲学 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 晃洋書房 |
担当範囲 | 第9章 荒ぶる思いのゆくえ-謡曲「葵上」を手がかりとして- |
概要 | 本書は、暴力について様々な視点から論じたものである。担当論文では、謡曲「葵上」を手がかりとして、抑制された情念がどうなるのかについて考察している。『源氏物語』では、六条御息所は、生霊や死霊となって災いをなしており、成仏することができないが、謡曲「葵上」は、新たに巫と僧という登場人物を加え、六条御息所が自らの思いを表現する場面をつくり出すことによって、六条御息所が成仏するという結末を説得力のある形で描き出した。その結果、抑制された情念のゆくえが、新たな形で開示されたと言える。「第9章 荒ぶる思いのゆくえ-謡曲「葵上」を手がかりとして-」担当 263-288頁 飯野勝己 上石学 新田智通 中野良樹 岩野祐介 樋口浩造 坪井雅史 相澤伸依 藤村安芸子 |