| ノダ ヒロヤス
            Noda Hiroyasu 野田 裕康 所属 経済経営学部 所属 職位 教授 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2021/09 | 
| 形態種別 | 大学・研究所等紀要 | 
| 標題 | ドイツ不動産税法改正と新不動産評価について(その2)ー統一評価の改革と16州の評価計画ー | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 駿河台経済論集 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社・発行元 | 『駿河台経済論集』編集委員会 | 
| 巻・号・頁 | 31(1),13-36頁 | 
| 総ページ数 | 24 | 
| 概要 | 本稿はドイツ土地保有課税の抜本改革の中で、不動産税の第1段階としての評価手法の問題を取り上げ、現行不動産税の変更と改正の実施可能性について、確定された査定基準日に向けた16州の方針と評価に向けた動向を概括し、新しいドイツ不動産税の評価問題を論考したものである。まず1964年を評価基準日としてきた2021年現在のドイツ統一評価制度の課税実態の本質をまとめ、次に形骸化したにもかかわらず再評価を行わずに現行課税システムを適用し続けた結果、遂に課税正当性が維持できなくなり新たな評価実施を余儀なくされたことを論証する。最後に2025年から予定するドイツ全16州の不動産税評価手法を個別に整理した。 |