アキイケ ヒロミ
Hiromi Akiike
秋池 宏美 所属 スポーツ科学部 所属 職位 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/02 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 人権教育の実践的展開と今後の課題 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 駿河台法学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 駿河台大学法学会 |
巻・号・頁 | 第25巻(第2号),1-36頁 |
概要 | 人権尊重の教育は、学校における道徳教育にとって重要な課題の一つである。人権教育は、互いの差異を認め合う人権感覚や、人と人との絆を生み出す共通感覚、共感能力を育み、自律と共同の関係を調整する能力の育成をめざすものであり、それは、学校教育の全体を通して進められるべきものである。
本稿は、中等教育終了後の学生の男女平等意識調査結果(261件)を整理し、多数意見の特徴である、①「差別」と「区別」の識別の仕方の問題、②非対称な二重基準の問題、③ジェンダー・バイアスの問題を取り上げ、検討している。 ジェンダー平等という理念を子供たちに伝えていくことは、一人ひとりの個性が輝く社会(男女共同参画社会)を築くための教育理論的・教育実践的な課題の一つである。本研究は、学校における道徳教育・人権尊重の教育への示唆を含んでいる。 |