キヨミ セツコ
Setsuko Kiyomi
清海 節子 所属 経済経営学部 所属 職位 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | ネーミングと表記 : 商品を表す文字・符号・数字の視覚的効果 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 駿河台大学論叢 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 駿河台大学教養文化研究所 |
巻・号・頁 | (62),17-33頁 |
総ページ数 | 17 |
概要 | 本稿は, 日本語に於ける表記の基本的な特徴を論じ, 主に商品のパッケージに用いられる表記の種類・組み合わせなどの考察をした。 パイロット調査として、テレビ番組名の表記分析を行った後、商品名の表記について, ネットスーパーのデータを活用した。「氷菓」と「せんべい」 の売れ筋商品を調査し、その表記を分析した。これら2種の表記にかんして共通点と相違点と、 その他の注目すべき表記の工夫についても論じた。共通点の一つは、多く表記が1種類か2種類であること、また、相違点の一つは,「ローマ字」を含む例が, 氷菓は全体の56%で, せんべいは全体の4% のみであった。さらに、注目すべき表記の工夫を (i)[サイズ] (ii) [色彩] (iii) [配列] (iv) [遊び] という4つの観点から説明した。今回の調査の結果から, 商品パッケージの表記自体が消費者に影響を与えていることが推測された。 |