イチカワ ノリコ
Noriko Ichikawa
市川 紀子 所属 経済経営学部 所属 職位 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/01 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 収益認識基準にみる財務会計の現代的特質―井上良二教授の学説を手がかりに― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 産業経理 |
出版社・発行元 | 産業経理協会 |
巻・号・頁 | 74(4),45-56頁 |
概要 | 国際会計基準審議会(IASB)は米国財務会計基準審議会(FASB)と行った共同プロジェクトの成果として、2014年5月28日に国際財務報告基準第15号(「IFRS15」)「顧客との契約から生じる収益(Revenue from Contracts with Customers)」を公表した。本稿は井上良二教授の学説を手がかりとし、「取得原価は時点の異なる公正な評価額」(井上編[2014a]16頁)という考えを前提におきながら、主として収益認識基準を例にとり、企業会計基準委員会(ASBJ)、FASB、IASBなどの考え方の類型化(計算体系の類型化等)および「会計行動の研究への還流」(井上[1984]ⅰ頁)の確認作業を行うことを目的とする。 |