ナガオ タケシ
NAGAO Takeshi
長尾 建 所属 現代文化学部(2019年4月を以て募集停止) 所属 職位 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/07 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 『日本詩人』と大正詩―〈口語共同体〉の誕生― |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 森話社 |
巻・号・頁 | 131-159頁 |
著者・共著者 | 編者:勝原晴希 著作者:◎勝原晴希、松村まき、安智史、黒坂みちる、長尾建、五本木千穂、徐載坤、堤玄太、渡邊章夫、権田浩美 |
概要 | 口語自由詩の一般化に大きく寄与した大正期最大の詩人団体「詩話会」とその機関誌『日本詩人』の検討を通し、「大正」という時代とその文化を捉えなおしたもの。その中で担当者は大正12年の関東大震災に際してその直後詩話会によって編まれた『震災詩集 災禍の上に』を取り上げ、民衆派の作り出した口語自由詩が〈ナショナルなもの〉と切り離せないこと、また彼らの作り出そうとした〈民衆〉が個別具体的な〈民衆〉ではなかったという逆説を含んでいることなどを明らかにした。
長尾の担当は「『震災詩集 災禍の上に』論―民衆は的エートスとナショナル・アイデンティティ―」(p.131~159)。 |