キヨミ セツコ
Setsuko Kiyomi
清海 節子 所属 経済経営学部 所属 職位 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 商品名に於ける「擬人化」と「会話系」の一考察 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 駿河台大学論叢 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 駿河台大学教養文化研究所 |
巻・号・頁 | (64),23-40頁 |
総ページ数 | 18 |
概要 | 本論は, 一般的な名付けとは異なる着眼点から生まれた「擬人化ネーミング」と「会話系ネーミング」を考察した。先行研究から特徴を確かめ, 現在の売れ筋商品をデータとして実際にどのような擬人化と会話系の商品名が使われているかを調査した。『お酒』と 『菓子・スナック』という二つのカテゴリーを対象にして, Amazonランキングの100位以内の商品に対して調査を行った。「会話系ネーミング」の捉え方については、相手に話しかける口語調の文のみならず, 独り言のような文や, 部分的に省略されていると思われる不完全な文, さらに俗語や擬態語/擬音語が用いられているネーミングすべてを「会話系」であると広く解釈した。調査結果から、『菓子・スナック』の「擬人化ネーミング」の傾向として、「一般名詞+敬称」の割合が25%で,『お酒』カテゴリーの約5倍多いことが分かった。また、「会話系ネーミング」にかんして、『菓子・スナック』カテゴリーでは、オノマトペと俗語が66.6%用いられていることなどが分かった。 |