ノダ ヒロヤス
Noda Hiroyasu
野田 裕康 所属 経済経営学部 所属 職位 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1999/07 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | ドイツ不動産税の改革可能性 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 税務弘報 |
出版社・発行元 | 中央経済社 |
巻・号・頁 | 47(9),158-166頁 |
概要 | 日本の固定資産税に相当するドイツの不動産税は、地方税としての応益原則を重視した課税ベースが土地だけの税であるため、連邦憲法裁判所の違憲判決の後も重要なる地方財源として機能している。しかし、1964年時の評価額を現在まで適用していることについて生じている弊害は、もはや各自治体独自の賦課率をもってしても修正できない程公平性を欠いたものなのである。従って本論文は、この様な制度疲労を生じさせているドイツの不動産税について、現在様々に議論されている改革案を一括して検討しながら、その改革の行方について考察した。 |