オオモリ カズヒロ
Omori Kazuhiro
大森 一宏 所属 経済経営学部 所属 職位 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/02 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 戦前期日本における大学と就職 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 川口浩編『大学の社会経済史』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 創文社 |
巻・号・頁 | 191-208頁 |
概要 | 大学と企業による市場の組織化は、いつ頃から、どのようにして進められたのか。本論文は、こうした問題に答えるために、企業における採用パタ-ンの変遷と大学における就職活動の制度化の歴史を検討した。その結果、両大戦間期になると、企業と大学との間に継続的取引関係が形成され、求人の情報は特定の大学に占有されることが判明した。この時期に、労働市場が特化・分断され、受験競争が激化するシステムの基礎が構築されたと論じた。 |