スズキ ケイコ
Keiko Suzuki
鈴木 慶子 所属 スポーツ科学部 所属 職位 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/06 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 中学校の体つくり運動における運動種別型の授業内容の提案 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 体操研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 16,1-14頁 |
総ページ数 | 14 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | ◎鈴木慶子・三宅良輔 |
概要 | 平成29年告示の中学校指導要領の「体つくり運動」では、体ほぐしの運動と、第1〜2学年の体の動きを高める運動、第3学年の実生活に生かす運動の計画が配置されているが、依然7時間以上充当し実践している例は少なく、「指導の自由度の高さ、言い換えれば内容の曖昧さ」が課題として指摘されている(清田、2020)。
そこで、中学校の体つくり運動の実施促進を目的に、体つくり運動の「運動種別型」授業の単元計画(7時間)を立案し、有効性について検証を行った。中学校1・2年生(計184名)を対象として授業を実践し、形成的授業評価とアンケートから生徒の所感を、インタビューから教員の意見を得た。結果は以下の通りである。 ①形成的授業評価において「成果」「関心・意欲」「学び方」「協力」の4項目全てにおいて高い数値を示した。 ②生徒らのアンケートから「やったことのない動き」への挑戦や成功によって「達成感があった」という意見を得た。 ③教員のインタビューから、体つくり運動に課題を抱えている教員にとって、動画教材は体つくり運動のの理解を深め、生徒に楽しく運動を伝えられる有効な手段である旨の回答が得られた。 |