アサバ ユウスケ
麻場 勇佑 所属 経済経営学部 所属 職位 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「1920年代General Motors社における投資利益率―Du Pont社との関連において―」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 経営会計研究 |
出版社・発行元 | 経営会計学会 |
巻・号・頁 | 18(2),131-147頁 |
概要 | GM社で用いられた投資利益率式は、1914年に、F. D. BrownがDu Pont社の販売不振とそれに伴う設備の遊休化を解消すべく考案した投資利益率の分解式を、GM社に適用したものであった。投資利益率を管理会計システムの軸に据えることによって、GM社は他社との価格競争の中で、確実な投資回収を達成するための価格設定と、それに基づく各事業部の管理を実現することができた。このことによって達成されたGM社の繁栄は、Du Pont社の繁栄と同義であり、F. D. Brownの述べる「企業所有者の永久福祉を守る」とは、すなわちDu Pont社の永久福祉を守ることだったのである。 |