アサバ ユウスケ
麻場 勇佑 所属 経済経営学部 所属 職位 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「Johnson社の会計システムの意義―20世紀初頭のDu Pont社への継承―」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 駿河台経済論集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 駿河台大学経済経営学部 |
巻・号・頁 | 25(2),151-176頁 |
概要 | 20世紀転換期のJohnson社の会計システムの中で、投資利益率は主に個別意思決定目的で用いられていた。そして、Johnson社の実務が、P. S. du Pontらを介して20世紀初頭にDu Pont社へと伝わった。Johnson社とは異なりDu Pont社が大量生産を行っていたことから、Johnson社の会計実務はDu Pont社内で精緻化され、投資利益率を軸とした集権的会計システムが完成した。すなわち、Johnson社の受注生産からDu Pont社の大量生産へという生産環境の変化が投資利益率と予算管理を結びつけ、これが投資利益率を軸とした集権的会計システム生成の基盤となったのである。 |