コマル マサル   Masaru Komaru
  小丸 超
   所属   スポーツ科学部 所属
   職位   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2006/03
形態種別 学術論文
標題 生成の社会学の生成過程―作田社会学研究序説―
執筆形態 単著
掲載誌名 龍谷大学大学院紀要社会学・社会福祉学
掲載区分国内
出版社・発行元 龍谷大学大学院社会学研究科
巻・号・頁 (13),37-56頁
概要 作田啓一氏の提起した「生成の社会学」と「社会化論」について、理論社会学の視点から考察した論文。作田社会学は構造-機能主義の限界-非合理的次元の捨象-を超えるため、ベルクソンの「生成」の概念とフロイトの「欲動」の概念を導入し、人間の内なる傾向性の観点から、新しい社会化論(三次元の人間学)を構想している。つまり、作田社会学は、社会学的決定論を回避するため、人間の内に社会的なものに回収されない「力」を想定したのだ、と論じられている。