シマハラ トモヒロ
  島原 知大
   所属   グローバル教育センター 所属
   職種   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2011/01
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』における登場人物の相関関係(Ⅰ)
執筆形態 単著
掲載誌名 駿河台大学教養文化研究所紀要
出版社・発行元 駿河台大学教養文化研究所
巻・号・頁 41,45-71頁
概要 ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』は、「登場人物が一人しかいない」ユイスマンスの『さかしま』をモデルにしていると言われている。確かに、『ドリアン・グレイの肖像』は、ドリアンの人生を中心として物語が展開されるが、ドリアンの生き様に大きな影響を及ぼしているのは、バジル・ホールワードやヘンリー卿、シビル・ヴェインなどの、他の作中人物たちである。ドリアンは、理想の芸術を追い求めるバジルが描く肖像画のモデルを務めていた間は、純真無垢な人間であったが、肖像画が完成した日に、ヘンリー卿の快楽主義の感化を受け、次第に退廃的な生活を送るようになっていった。本稿においては、バジルとヘンリー卿の対照的な性質とともに、彼らとドリアンの関係を分析し、更には、移り変わり行くドリアンの内面と人生について考察している。