イシカワ マチコ
  石川 真知子
   所属   グローバル教育センター 所属
   職種   講師
言語種別 英語
発行・発表の年月 2019/08
形態種別 著書
招待論文 招待あり
標題 Cultural and Social Division in Contemporary Japan: Bridging Social Division
執筆形態 共著
掲載区分国外
出版社・発行元 Routledge
概要 本論文は、現代日本における部落民と同和地区への排外主義の最新動向と、そこに至るまでの歴史的経緯と社会的背景を分析する。「部落民とは誰か」という問いに立ち返り、戦後の識字運動、部落問題論争のきっかけとなった狭山事件(1963)、1969年から2002年まで国策として実施された同和地区の地域改善対策事業、事業終了後にも解消されない現代の部落差別に焦点を当て考察する。近年、都会やその近郊では近隣の住宅や人の移動などで存在が薄れ、部落差別はほとんど意識されることがなくなったという言説がある一方、2000年代以降、コンピューター・ネットワークにおいて差別を煽動するような情報が流される事件が頻発している。こうした状況を分析し、2016年に施行された部落差別解消推進法にも論究する。
本論文は現代日本における文化的・社会的マイノリティ(在日コリアン、沖縄県民、アイヌ、被災者など)に対する排外主義の諸相を、歴史学・政策研究・社会学・人類学など学際的な方法によって分析する論文を収集した共編書Cultural and Social Division in Contemporary Japan: Bridging Social Division (2019)に収録された。