タケウチ トシヒコ   Toshihiko Takeuchi
  竹内 俊彦
   所属   メディア情報学部 所属
   職位   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2018/06
形態種別 大学・研究所等紀要
査読 査読あり
標題 マンガのセリフを英語にすると,要約時に過大・過小評価されるコマの特徴
執筆形態 単著
掲載誌名 教育テスト研究センター年報
掲載区分国内
巻・号・頁 31-33頁
総ページ数 3
著者・共著者 ◎竹内俊彦
概要 筆者は知性のテスト法として,ストーリー・マンガの要約を研究している。2017 年と 2018 年に,108 コ
マのマンガを 5 コマ以上 20 コマ以下に要約させる実験を,男女 30 名ずつ計 60 名の大学生に行った。条
件はほぼ同じだが,2018 年の実験ではマンガのセリフや効果音を「英語に翻訳して」行った。要約に与
えた時間を 15 分から 25 分に延長したが,マンガを英語で読み要約するのは日本人の大学生には困難で
ある。英語の場合でも選択率の高いコマだけを抜き出すと,おおむね良い要約になった。つまりマンガ
の要約に集合知はやはり機能したが,要約の質は少し落ちた。本稿では英語では過小視,過大視された
コマを考察した。