クサチ ミキ
  草地 未紀
   所属   法学部 所属
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2004/12
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 学納金返還訴訟に関する一考察(一)
執筆形態 単著
掲載誌名 清和法学研究
掲載区分国内
出版社・発行元 清和大学法学部
巻・号・頁 11(2),67-105頁
概要 大学入学辞退者が入学前に支払った学納金の返還を求めて提起した訴訟に対する判決は、結論の部分で一つの方向性が確定してきているように思われる。すなわち大学側は、入学金については返還する必要はないが、実際に提供していない教育役務に対する対価である授業料については返還しなくてはならないとする。本稿は、これまでに出された判決について精査した上で、在学契約や学納金の性質論に注目しながら判決の妥当性について、消費者契約法9条の適用を前提とした考察を行うものである。
「(一)」においては、消費者契約法9条の立法経緯や趣旨をまとめ、また、2004年9月までに出された26件の判決挙げて内容を精査するにとどまった。具体的には、「在学契約の性質」、「入学金の性質」、「授業料の性質」、「不返還特約の公序良俗性」、「消費者契約法の適用可否」について、個々の判例を検討したうえで、分類をおこなった。