カミゴウチ チカコ
  上河内 千香子
   所属   法学部 所属
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008
形態種別 学術雑誌
標題 「法定地上権における同一所有者要件とその判断基準時の検討」
執筆形態 単著
掲載誌名 NBL
巻・号・頁 (890号),90-96頁
概要 民法388条の法定地上権制度は、平成15年の担保執行法制の改正の際には、判例法理は落ち着いており、執行裁判所が法定地上権の成否に悩むことはなくなったと評価されていた。しかし、最二判平19・7・6は、土地への一番抵当権設定時には、土地と建物の所有が別異であったが、その後、両者が同一所有に帰し、さらに,二番抵当権が設定されたものの、競売時までに一番抵当権が消滅した場合における法定地上権の成否という問題について、下級審とは異なり、法定地上権の成立を認めるという立場を明らかにした。本稿では、主として、上記最高裁判決について、従来の法定地上権の同一所有者要件にまつわる判断基準との整合性、及び、個別具体的な判断の妥当性を検討した。