コバヤシ ショウキ
  小林 将輝
   所属   現代文化学部 所属
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/03
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 旅行記述の身体性と歴史性 ―エリアス・カネッティ『マラケシュの声』における異国体験の叙述形式について―
執筆形態 単著
掲載誌名 比較文学・文化論集
出版社・発行元 東京大学比較文学・文化研究会
巻・号・頁 (26),59-68頁
概要 E.カネッティ『マラケシュの声』においては、西洋人である旅行者の視点から異国の地が「客観的」に語られるという、西洋の旅行記の伝統的な叙述スタイルが観察される一方、現代的なツーリスト的な振舞い、見る主体が動揺をきたす場面、旅行地の音や匂いといった目以外の感覚器官に基づいた対象認識の枠組みの提示など、多様な特徴が見られる。
これらの特徴から、旅行体験と旅行者の個人史が並存する、物語のようなテクストがいかに構成されているかを分析、明らかにした。