イチカワ ノリコ
  市川 紀子
   所属   経済経営学部 所属
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2014/09
形態種別 学術論文
標題 アンソニーと収益費用観
執筆形態 単著
掲載誌名 日本会計研究学会第73回大会、日本会計研究学会スタディグループ報告最終報告書
著者・共著者 主査:上野清貴教授 他
概要 アンソニー(R.N.Anthony)は1984年に“Future Directions For Financial Accounting”を示した。アンソニーはアメリカにおける管理会計の泰斗であるが,その業績は財務会計にもおよび,とりわけアンソニー(1984)は,佐藤倫正教授の翻訳によって,わが国においても広く知られることになったといわれる。その後アンソニーの「財務会計」の研究に関わる論文等を多く目にすることとなる。またアンソニーは,非営利会計や税務会計などの分野においても多く登場し,その名は会計学の全般にわたり多大な影響を及ぼしていることが理解できる。その功績はあまりに大きく,本稿で到底論じ尽くせるものではない。さらには著名な論者が利子コスト(interest cost)にまつわる主体持分(entity equity)や持分利子(equity interest)などの考え方、また物価変動会計に関わる視点等からアンソニーを取り上げ,アンソニーの財務会計学説は既に活発に論じられているため,本稿では,上記内容を主として取り扱わない。本稿では課せられたテーマである「公正価値論(会計測定論)」に沿って,アンソニー(1984)にて論じられた会計観に焦点をあて検討を行うこととしたい。