ナガオ タケシ
  長尾 建
   所属   現代文化学部 所属
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2000/06
形態種別 学術雑誌
査読 査読有り
標題 高村光太郎における〈自然〉―「とげとげなエピグラム」から「清廉」へ―
執筆形態 単著
掲載誌名 国語と国文学
掲載区分国内
出版社・発行元 東京大学国語国文学会
巻・号・頁 77(6),29-42頁
総ページ数 14
概要 高村光太郎のいわゆる「猛獣篇」時代を考察した。光太郎は西洋留学以後、日本と西洋の文化的落差に苦しみ、父光雲を代表とする伝統的芸術様式に対立した。その自棄的な生活から彼を救ったのが後に妻となる長沼智恵子であるが、二人の閉じられた生活倫理を正当化するのが〈自然〉理念であった。「猛獣篇」期に至り、彼らの主に経済的な苦難に対して、再び〈自然〉理念が持ち出された。しかしそれは時代の波にもまれ、もはや万能な性格を保ってはいなかったのである。