ハセガワ ヒロカズ
  長谷川 裕寿
   所属   法学部 所属
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2012/02
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 「刑事不法のうちにある〈承認〉」
執筆形態 単著
掲載誌名 駿河台法学
巻・号・頁 25(2),342-376頁
概要 ヘーゲルの『精神現象学』等に見られる承認論を手掛かりとして、刑事不法の意味を明らかにしようとしたのが本稿である。法益の侵害は単に対象物(財)を物理的に破壊するという事態的な無価値を惹起するにとどまらず、人格と財の関係、ひいてはその関係を承認する別の人格との関係を侵犯することを意味する。これを踏まえ、刑事不法の実質は、財を媒介にして形成される他の自己意識との間の相互承認関係を破壊したことを核心とする人格的不法であると結論付けた。