ヒラノ カズヒロ   Kazuhiro Hirano
  平野 和弘
   所属   スポーツ科学部 所属
   職位   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2021/09
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 不登校・ひきこもりの「回復」に関する研究 その1 ―和太鼓の教育的価値の考察-
執筆形態 単著
掲載誌名 駿河台大学教職論集
掲載区分国内
出版社・発行元 駿河台大学
巻・号・頁 (6),55-66頁
総ページ数 11
概要 本研究の目的は、不登校・ひきこもりという社会的課題を解決に導くために「身体」「内なるリズム」という観点の有効性を検証することにある。従来、学校・社会教育・福祉などでは居場所づくりや、学びの場づくりや、就業支援などの、「適応」という外的働きかけから解決を試みようとしているが、これらの対応、施策の効果が見えない中、不登校・ひきこもりの数は増え続けている。「内なるリズム」という本来、身体に備わっている自らの力に着目して、対象から立ち現れるリズムに共振し、自らのリズムを見つけるという内的活動の取り組みで、不登校・ひきこもりの、自らの力で回復していく道筋を明らかにしようとした。具体的な取り組みとして、「民族舞踊」「和太鼓」の実践を分析し、身体の「間」のリズムが、その核をなすのだとしている。なお、本研究は駿河台大学2020年度 特別研究助成費の助成を受け、執筆した。