マスダ タマコ   Tamako Masuda
  増田 珠子
   所属   経済経営学部 所属
   職位   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2004/03
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 不在と喪失の狭間―ハロルド・ピンターの『月の光』をめぐって―
執筆形態 単著
掲載誌名 『津田塾大学紀要』
出版社・発行元 津田塾大学
巻・号・頁 (36),121-146頁
概要 ピンターの15年ぶりの長編劇として話題になった『月の光』(1993年初演)において、「死」はこの世から「喪失」されること、「家族」から「喪失」されることとされ、外界からの侵入者である死神のもたらす脅威ではなく、新しい地平へ踏み入ることとされる。すなわち『月の光』は、ピンターの「死」や「家族」に対する認識を提示するのみならず、以前の作品で描かれた「脅威」の本質について新たなヒントを投げかけてくれる作品でもある。