マスダ タマコ   Tamako Masuda
  増田 珠子
   所属   経済経営学部 所属
   職位   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2007/05
形態種別 学術雑誌
標題 評伝リリアン・ヘルマン―理想の自己を求めて
執筆形態 単著
掲載誌名 現代演劇研究会編『現代演劇 特集リリアン・ヘルマン/メガン・テリー』
出版社・発行元 英潮社
巻・号・頁 (17),1-29頁
概要 リリアン・ヘルマンは、男性中心主義だった20世紀前半の米演劇界で地位を築き、映画脚本家として活躍し、赤狩りと戦い、回想録作家として高い評価を得た。その多彩な人生と作品から見えてくるのは、彼女にとって執筆とは理想の自己を形成するための活動だったということである。自らの意思で行動する女性を多く描いたヘルマンだが、女性という枠に封じ込められる、あるいは自らその枠に閉じこもることなく、一個の人間として、作家としての人生を貫いたと言える。