マスダ タマコ
  増田 珠子
   所属   経済経営学部 所属
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2010/07
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 ノエル・カワードと南の島―『南海泡沫事件』をめぐって―
執筆形態 単著
掲載誌名 『津田塾大学言語文化研究所報』
出版社・発行元 津田塾大学言語文化研究所
巻・号・頁 (25),17-29頁
概要 20世紀のイギリス演劇界を代表する存在であるノエル・カワードには、ジャマイカと思しき架空の英領植民地の島サモロを舞台とする作品群がある。失敗作に終わった作品もあるなかカワードがくりかえしサモロを取り上げた背景には、第二次世界大戦後に植民地の独立が相次いでもなお大英帝国の時代を肯定したいという感覚があったと考えられる。カワードは帝国に否定的な感情を持たずに育った世代であり、かつ彼にとって帝国の時代は自らが大成功を収めた時代であった。サモロを描くとは、カワードが自らを肯定する作業であったと言える。