マスダ タマコ   Tamako Masuda
  増田 珠子
   所属   経済経営学部 所属
   職位   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 1998/03
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 Tom Stoppard's Arcadia: "It's Wanting to Know That Makes Us Matter"
執筆形態 単著
掲載誌名 『津田塾大学紀要』
出版社・発行元 津田塾大学
巻・号・頁 (30),pp.167-184
概要 客観的真実の不在という知的常識に乗っとりながら、人間のやみがたい知への欲望に焦点を当てるArcadia(1993年初演)では、過去と現在を行き来する劇構造が登場人物レベルと観客レベルの両方で真実の受容の問題と密接に関わっており、構造のもたらす効果で観客の知的好奇心が刺激されるのと並行して様々な真実観が提示される。その過程で客観的真実の不在を踏まえたうえで人が目指すべき一つの方向性が浮かび上がる。