マスダ タマコ   Tamako Masuda
  増田 珠子
   所属   経済経営学部 所属
   職位   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2001/03
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 二重スパイと脱構築―トム・ストッパードのスパイ劇をめぐって―
執筆形態 単著
掲載誌名 『津田塾大学紀要』
出版社・発行元 津田塾大学
巻・号・頁 (33),83-109頁
概要 テレビドラマ『中立地帯』(1968年放映)、ラジオ劇『死んだのは犬だった』(1982年放送)、舞台劇『ハプグッド』(1988年初演)というストッパードのスパイ劇三作品を年代順に分析していくと、二項対立に組み込まれて苦悩する存在から、二項対立を自ら解体し、その解体を受け入れる存在へと、スパイが体現するものが深化していると分かる。このスパイのありようの変化は、ストッパード作品の視野の広がりを示している。