ソメダ ケイ
Kei Someda
染田 惠 所属 法学部 所属 職位 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/07 |
形態種別 | 著書 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 『修復的正義の諸相―細井洋子先生古稀祝賀』 RJ叢書第9巻
修復的司法(正義)に基づく実践の有効性に関する行動科学的見地からの検討及び法制化を巡る留意点等について |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 成文堂 |
総ページ数 | 359 |
担当範囲 | pp.207-227. |
著者・共著者 | 高橋則夫ほか編 |
概要 | 修復的司法に基づく実践の効果は,被害者,加害者,その他関係者(被害者・加害者にとっての重要な他者,コミュニティ構成員等)にとって,それぞれ意味が異なり,また,なぜ,それが効果的たり得るのかについても必ずしも解明されているわけではない。ニュージーランド,オーストラリア,連合王国のように法制化を達成した国々でも,その目的とするところは多様である。そこで,①実証研究をもとに犯罪の被害者及び加害者を中心とした修復的司法実践の主要な効果を整理した上,②幾つかの重要な効果の発生根拠につき,行動科学ないし社会心理学的観点に基づく筆者独自の仮説の提言とそれに基づく説明を試み,③修復的対話の実施とトラウマ・ケアの問題及び修復的過程の法制化に係る留意点に関して検討した。 |