キヨミ セツコ   Setsuko Kiyomi
  清海 節子
   所属   経済経営学部 所属
   職位   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 1990
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 Interaction between the causative construction and the supporting verbs in Japanese
執筆形態 単著
掲載誌名 Journal of Asian Culture
巻・号・頁 14,pp.71-84
概要 久野 (1987) が提唱する日本語の Empathy を表わす supporting verb (=「やる」「くれる」「もらう」)と使役構文の相互関係について考察する。二番目の名詞句が「を」をとる使役構文だけを考えると、二番目の名詞句が「私」の時、「くれる」が必要である。また、二番目の名詞句が「を」と「に」のどちらをも取る場合には、「やる」が使役の意味を弱めているのが分かる(例:行きたがったので、私は、彼を/に行かせてやった)。つまり、使役の意味は、を>に>を/に + supporting verb の順で表わせられるように、supporting verb が共起する時、一番弱まる。