ツカモト ミエコ
  塚本 美恵子
   所属   メディア情報学部 所属
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2017/03
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 子どもの描画に見られる文化の影響 「南米につながる子どもたち」とブラジルとペルーの子どもたちの比較から
執筆形態 単著
掲載誌名 メディアと情報資源
掲載区分国内
巻・号・頁 23(2),21-27頁
概要 言葉を介さない映像は、世界の誰もが理解できる教材だと考えられがちだが、アメリカで実施した視聴調査では約4割の子どもたちが実際に映像で見た2段の雪だるまではなく3段の雪だるまを描いた。この調査では言語教育方針の異なる3校で結果に差が見られ、一番高かったのが特別な言語教育を行っていない学校、次いでスペイン語と英語のイマージョン校、最も低かったが日米バイリンガル校で、子どもたちの描画は学習言語の背景にある文化の影響が認められた。子どもたちの描画は、学習言語による文化に加えて居住する地域や国の文化の影響も受けているのではないかと予想されたことから、日本で育つ「南米につながる子どもたち」と彼らの母国ペルーとブラジル在住の「日系人学校の子どもたち」を対象に同様の調査を行った。本稿では、これらの回答のうち小学校4年から6年生のデータに絞って再分析を行った結果、在日の「南米につながる子どもたち」と在ペルーとブラジルの「日系人学校の子どもたち」では有意な差が認められ、子どもたちは居住国の文化の影響をも受けたvisual imageを保持していることが明らかになった。